今週は月・金山形出張だった。さくらんぼシーズンで、観光客の方々で賑わっていた。
出張は慣れているのだが、どういう訳だか金曜日の朝起きたら、立ちくらみが酷く終日続いた。
疲れか、歳か。今朝は元に戻ったが、今日は遠方を避けて、近場の東松山店にお邪魔する事にした。
これが運命の分かれ道。思わぬ収穫に繋がった。
関越道東松山ICから熊谷・滑川方面へ。二つ目の交差点『青鳥』を右折すると、
停止した回転看板が目に入ってきた。東松山店だ。店舗外観の撮影を終え、いざ、店内へ。
時刻は13:30.『こんにちは。』と挨拶をしつつ、二つあるUの字カウンターの左端に着く前に
厨房から歓声が上がった。厨房のAさんの質問に答えるべく、しばらく立ち話。名刺をお渡しし、席に着き、フロア担当の
少年風店員さんに注文。再び厨房のAさんとの会話が続いた。自分が練馬から来た旨をお話しすると、
その昔Aさん、光丘在住だったとか。自分が光丘高等学校出身と伝え、旧地名の『グラント・ハイツ』の名を
口にすると懐かしそうに『ああ。グラント・ハイツね。』とうなずいていた。
光丘は今は団地だが、自分の高校時代は、まだ進駐軍時代の面影があり、バス停も『グラント・ハイツ』だった。
旧日本軍の敷地をグラント将軍の名にちなんで『グラント・ハイツ』と命名し、広大な敷地は、アメリカそのものだった。
高校の壁に大麻の葉の掲示があり、見かけたら110番。そんな時代だったのだ。
さて、食事が出てくる前に店内を観察する。フロアの店員さんのみならず、厨房の方も駐車場の状況を
常にみているようで、どこからともなく『お客様ご来店です。』の声が聞こえる。厨房から料理が出る際は
『16番さんです。』と言うように、必ず座席番号が言い渡されていた。店員さん同士のコミニケーションの
とれたお店である。また、東松山店は平成25年に『餃子キャンペーン』で金賞と銀賞を受賞している。
厨房前の冷蔵庫脇に冊子があるのに気が付いた。山田うどんの社内誌『Tasty』だ。かなり古い。
山田サイドに確認してみたが、現在社内誌は発行していないとの事だ。食事を終え、2冊の『Tasty』を読んでいると
何と!200店舗全店制覇1着の松崎さんの記事が載っていた。ご本人の勘違いから、わずか二月で全店制覇されたそうな。
圧巻は一日10店舗!頭がさがりました。いつかお目にかかってみたいと思う。
席を立ち、皆さんにご馳走様を言うとレジに進んだ。発見出来なかった高城さんのポスターはレジの後ろにあった。
今月末までの『餃子キャンペーン』で、再度受賞なるかの東松山店であった。
東松山店 埼玉県 東松山市 松葉町
来店日 2017年6月24日 案山子Tシャツ反応度=◎
冷やし中華 ¥520 餃子 ¥180
走行距離=100km