外環道から東北自動車道の側道を行く。大門の交差点より向こうは走った事がない。
東北自動車道を走っている時に見える、車窓の風景に溶け込む。自動車の部品屋さん。ラブホ街。
高速道からは普段見えない畑。自分の家から1時間も走っていないが、旅をしている気分になる。
車窓の風景と言えば、自分が行ってみたいのが、山形県の上山(かみのやま)だ。上山温泉駅から山形駅に
向かう途中に、立て札のある桜の木が川沿いに一本ある。左右均等にそびえ、恰好が良い桜の木だ。
立て札に何が書いてあるのか。由緒ある桜の木なのだろうか。いつか必ず満開の時に溶け込みたい、車窓の風景だ。
東北道側道を進み、岩槻に入るとあたりは人形屋さんでいっぱいだ。ひな祭り前で、書き入れ時なのだろう。
お店の駐車場前で旗を振ってお客さんを呼んでいるお店もある。東武野田線をくぐり、元荒川を越え、しばらく行くと
回っていない回転看板が目に入ってきた。上野店だ。
上野店には第二駐車場があり、こちらは広目で、小型のトラックなら余裕でとめられる。
店舗の向かいには、中華料理店がある。それ以外は住宅と畑だ。上野店の店舗外観は赤が基本色のペイント。
案山子の顔は黄色に仕上げられている。前回お邪魔した大宮中川店は水色がベース。古山田の店舗外観は
時代時代で変わっているようで、統一性がないところも、お店探訪での楽しみの一つだ。
店舗外観の撮影を終え店内へ。メニューはフル・グランドのみでラーメンは無し。ラーメンが無いのは、
向かいが中華料理屋さんだからであろうか。時刻は14:00。遅目のお昼の客さんが3名いらしゃった。
注文を終え店内を観察する。高城さんのポスターが見当たらない。捜索範囲を広めるため、トイレの往復時に
店内を探ってみたが見当たらなかった。運ばれて来たパンチ定食と餃子を頂いていると自分の並びのテーブル席に
いた2名のお客さんが食事を終え、レジに向かった。そのお客さんの食器を後片付けしている店員さんが
ソファに忘れ物を発見。お財布だ。すぐさま財布を手に駐車場に走って行き、一件落着。
2名割り勘ならレジの時点でお客さんが気が付いたのだろうが、そうではなかったようだ。店員さんナイスプレーでした。
食事を終えレジに向かい、高城さんのポスターの件を聞いてみたが、やはりないようだ。
お客さんに忘れ物のお財布を届ける気配りの店。上野店であった。
上野店 埼玉県 さいたま市 岩槻区 上野
来店日 2017年2月18日 案山子トレーナー反応度=×
パンチ定食 ¥560 餃子 ¥180 走行距離=73km