連休も終わり、いつもの生活に戻る。7日(月)は早目に起床し、出社の準備。
お休みモードから頭を切り替えて、電車に揺られる日々が再開した。気が付いたのが翌日の火曜日の朝だった。
火曜日の朝の方が月曜日の朝より、起きるのが辛かったのだ。
月曜日は緊張して、気が張っていたのか?久しぶりに出社して疲れた結果、起きるのが辛くなったのか?
皆さんはこんな経験、お有りであろうか。そう言えば、連休明けに、いつも思い出すのが昔の新聞の一面だ。
『帰って来た、働き蜂』。古き良き時代の記事だったと思う。昨今は世界情勢、事件、事故、政治で紙面が一杯だ。
サラリーマンが働き始めた事がニュースになる。平和と平穏を祈るばかりだ。
今日は八王子の『上川の里』と言う緑地の間伐作業のボランティアの日。これは自分が勤める
グループ会社が環境保全の一環として実施しているものだ。森林も人の手が入らないと荒れていく一方。
北尾トロさんの『猟師になりたい』を読んで、森林への興味が頭に残っており、参加した次第だ。
間伐作業をすると、人が手入れした非自然帯が出来る。例えば、そこがイノシシなどの動物達と
人との境界線の役割を果たしてくれるのだそうだ。
そこで、今回のお店探訪は『上川の里』で間伐作業後、最寄りの引田店にお邪魔する事にした。
14時も回り、間伐作業の打ち上げ会が終わった。ここから引田店までは数キロだ。
山田通りを、あきる野市方面に北上する。トンネルを抜け、橋を渡り坂を下ると『山田』の交差点に入る。
この辺りは地名が『山田』なのだ。右折し、しばらく行くと懐かしい屋号が目に入った。
キッコーゴ。醤油の近藤醸造だ。20年以上前に一度来たことがある。車を駐車場へ。
記憶が定かではないが、当時と比べると立派な販売所が出来ている。販売所内を見学していると
地元のお客さんが入って来て、ビンを返却している。自分がお土産の小さな醤油を
購入した際も店員さんから『返却のビンはございませんか?』と聞かれた。
素晴らしいリサイクル・ショップと呼ぶべきだろう。感心、感心。
キッコーゴの屋号に別れを告げ、数百メートル走ると、回転していない回転看板が目に入ってきた。引田店だ。
駐車場にはタクシーが一台。中で運転手さんが休憩中の模様だった。店舗外観を撮影する。左隣は日産のディーラー。
そして店舗の前に『引田』のバス停がある。いざ、店内へ。
時刻は14:45。自分と入れ替わりに、お母さま二名とお子様四名が帰って行かれた。
カウンターに男性と女性のお客様が各一名。自分はカウンターの一番奥に陣取った。
お冷と共に注文を済ませ、店内を観察する。
入店時に気が付いたのだが、通常お手洗いは店舗の奥だが、引田店のそれは入口脇にあった。
ふと窓の外に目をやると、先ほどのお子様連れが徒歩で帰って行く。やがてカウンターのお客様
もお帰りになり、貸し切り状態になったのだが、お二人共、徒歩で帰って行かれた。
地元の常連さんなのだろう。
食事をしていると、フロアの店員さんは溜まっていたコップを洗い始めた。
厨房にお二人いるのだが、何やらお話しをしている。どちらの方が揚げたのだろうか。
かき揚げ天ぷらが美味い。揚げ立てではないのは、その温度からして確かなのだが、
カラっと感がそのままなのだ。具材のゲソの味も良く分かる。
席を立つとフロアの店員さんと共に厨房からも『ありがとうございました。』声が。
かき揚げ天ぷらサクサクの引田店であった。
引田店 東京都 あきる野市 引田
来店日 2018年5月12日 案山子Tシャツー反応度=△
ざるラーメン ¥390 かき揚げ天ぷら ¥130
走行距離=104km