お店探訪22 うどん亭ヤマダテラス 我孫子店  追記版

新聞記事になっていたが、山田うどんは現在の『山田うどん』、『山田うどん食堂・かかしのラーメン』の2チャンネル
店舗展開に加え、3チャンネル目の『うどん亭ヤマダテラス』を出店との記事だった。今回お邪魔したのはその記念すべき
『うどん亭ヤマダテラス』の第一号店だ。
前回の南浦和店につづき、電車での移動となる。身支度をしていて疲れが取れていない事に気が付く。実は22日~25日
3泊4日で、ももクリ2015の山田うどん出店に同行させて頂いた。こちらはイベント記録に別途アップの予定だが、
帰ってきたのが0時近く。寝たのが2時頃だったので、明らかな睡眠不足。8時過ぎに家を出る。
クリスマス明けの駅のホーム。人は疎らだ。女性の親子連れが大きなカバンを転がして階段を降りてきた。父ちゃんより先に
帰省なのかと思った瞬間、大変な忘れ物に気が付いた。しまった。ユニホームである案山子トレーナーを着てきていない。
何たる事。家に戻るか。いや、戻ったら我孫子店の開店時間の10時には間に合うまい。よって今回のお店探訪は
初の案山子トレーナー無し。マス岡田ではなく、普通の岡田からのリポートとなる事をお許し頂きたい。
池袋から山手線に乗り、日暮里駅で常磐線に乗り換える。我孫子駅到着まで仮眠状態だった。
我孫子駅北口から駅を目指す人の流れと逆方向に,くねくねとあびこショッピングプラザへ。5分ほど歩いて到着した。
住宅街の真ん前にあびこショッピングプラザがあるように見えるが、建物の反対側は6号線(水戸街道)に面しており、
街道沿いのショッピングモールと言った方が正解なのかもしれない。時刻は9時45分。いざ店内へ。
正面入り口を入り、左に進んだ奥にフードコートがある。店舗レイアウトは左からフライドチキンのK、ハンバーガーのFK、
うどん亭ヤマダテラス、たこ焼きのGタコ、NちゃんぽんのRハット、中華料理屋となっている。
お!見かけた顔が。背広姿だったので気が付くのが少し遅れた。山田うどんのT部長だ。昨日まで3泊4日の相部屋でお世話になりました。
さらに取締役のY部長のお姿も。うどん亭ヤマダテラスが入る前も某うどんチェーンがここで営業していた事。
また、ショッピングモールへの出店は知名度が重要視され、山田うどんなら理解されるのだが、新チャンネルの『うどん亭ヤマダテラス』となると一苦労あったとの事だった。お話を伺っているうちに10時を回った。開店時間である。早速レジに注文を入れようと
するとY部長から『岡田さんはお客さん1号です。』との事。皆様、うどん亭ヤマダテラス我孫子店の最初の客は自分です。
厨房は初日とあってドタバタしている。直接そのドタバタに巻き込まれたのは、レジで注文と精算をした時のみ。レジから
レシートが出てこないのである。店員さん店長にヘルプ。記念すべき第一号レシートは『控え』と書かれたレシートとなった。
レシートと共に渡されたのがフードコートでお馴染みの『呼び出しブザー』正式名称は何なんだろう。店舗前には腰かける
スペースがあり、そこに陣取り、しばらく厨房を観察。店長指導の元、自分の注文した品が出来上がり『お渡し口』へ。
店員さんが厨房内のボタンを押すと『呼び出しブザー』が鳴った。かき揚げ天うどんの出来上がりである。
早速頂かせてもらいます。まず、かき揚げが汁に完全着水状態だったのが残念。山田のかき揚げと言えば、器の縁に立って
いる状態だが違った。天ぷらをお箸で持ち上げたが、お箸から逃げてしまう。慌てて散り蓮華を取に行く。堅いかき揚げと
柔らかいかき揚げがあるが、後者の方に相違ない。人の好みによると思うが、自分は柔らかいかき揚げが完全着水状態を好まない。
散り蓮華で食べてみたが、その温度から揚げたてなのは分かったが、かき揚げに関してはここ止まり。何とも言えない。
汁はその色から山田のいままでの汁とは違う関西風の汁だ。味はあっさりと上品な仕上がり。うどんも山田の柔らかいものと対照的に
コシがある麺だった。山田であって、山田にあらずと聞いていたが、確かに違う。うどんを堪能し、1時間ほど散歩をして本日の二品目に突入。『親子丼』を単品でお願いした。この頃になると昼時も近いとあって、フードコートもお客さんで賑わってきた。
親子丼にはお吸い物と漬物が付く。親子丼だが、駅の立ち食いそばでよく出てくるのが、甘く塩っぱく味濃い目のもの。
ヤマダテラスの親子丼はとても味があっさりしていて、美味しかった。(卵のフワトロ感がもっと出ていれば最高。ちょっと火が通り過ぎ?)それはお吸い物にも言えていて、先のかき揚げ天うどんも含め、あっさりで上品な仕上がりとなっていると自分は思った。
山田うどんの3チャンネル目、うどん亭ヤマダテラス。今後の展開に期待したい。

我孫子店 千葉県 我孫子市 あびこショッピングプラザ フードコート
来店日 2015年12月26日 案山子トレーナー反応度=着ていくの忘れました。
かき揚げ天うどん ¥490 親子丼 ¥550  移動距離(電車)=83km

あびこショッピングプラザ『うどん亭ヤマダテラス』は1Fのフードコートに
あびこショッピングプラザ『うどん亭ヤマダテラス』は1Fのフードコートに

 

新規開店初日。
新規開店初日。
お店の全体はこんな感じです。
お店の全体はこんな感じです。
山田社内で練りに練ったメニューの数々。是非味わって頂きたい。
山田社内で練りに練ったメニューの数々。是非味わって頂きたい。
かき揚げが汁に完全着水が残念。
かき揚げが汁に完全着水が残念。
あっさり上品な親子丼とお吸い物。
あっさり上品な親子丼とお吸い物。
賑わうフードコート。『うどん亭ヤマダテラス』に期待。
賑わうフードコート。『うどん亭ヤマダテラス』に期待。

追記
お店探訪は、基本的に一店舗に一回お邪魔してアップするのだが、どうしても納得がいかない事が
あり、再度『うどん亭ヤマダテラス』我孫子店にお邪魔した。納得がいかない事とは、かき揚げの事。
前回は、つゆに完全着水状態で、何とも言えない状態だった。オープン初日から一月あまり経ち、落ち着いた
頃と思い我孫子に行ってみた。
電車の中で考えていたのだが、かき揚げをレポートするなら『かき揚げ天ざる』であれば、間違いない。
だが、あの完全着水が本位ではなく、初日ならではのミス・テイクではないのかとの疑問が残る。
我孫子駅からショッピングプラザまでの道のり、天ざるとどんぶりのそばのどちらを選ぶか迷いに迷った。
時刻は2時過ぎ。フードコートはお客さんで賑わっている。席を確保し、いざ注文口へ。
『かき揚げ天そば下さい。』これで完全着水なら元の木阿弥。先客は二人。一人目の海老天ざるが出された。
二人目のお客さんのどんぶり物も出され、厨房を注視。茹であがったそばがどんぶりにもられ、器が天ぷら
を揚げているところに移動。ほどなくして揚がったかき揚げがトングで摘ままれ、油を切る、切る、切る。
かき揚げが器に盛られ、再び前方のカウンターへ。おっと!カウンターの人が冷蔵庫に向かって何やらやっている。
そばが延びるぞ~。冷めるぞ~と思っていると、カウンターの人が戻ってきて、蒲鉾、ネギ、三つ葉をトッピングして
出来上がり。呼び出しブザーがなり、さぁどうか!?

IMG_4042.jpg-1

やっぱりね。山田のかき揚げの盛り付けはこうでないと。よって完全着水状態は開店初日のレア物と相成った。
うどん亭ヤマダテラスのかき揚げは、山田うどんのかき揚げと明らかに違っている。具の玉葱が長くスライスされていて
広がった感じの見た目が格好いい。具は玉葱の他にいんげん、えび、貝柱と言ったところか。さらにうどんとそばでは
つゆが全然違う。うどんは色の薄い関西風に対し、そばは色は濃く、また味もコクがある関東風だ。山田うどんのつゆは
この両者の中間と表現しておこう。これで謎が解けた。ようやく枕を高くして眠れる。

来店日=2016年1月30日 かき揚げ天そば=¥490

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