お店探訪138 滝山街道店

 暖冬続きかと思ったら、北海道では19年ぶりの-36℃。一気に真冬を通り越し、
季節が帳尻合わせに入ったようだ。その手のニュースを見ていると聞きなれない言葉が。
『凍裂』。-25℃を下回ると樹木の中の水分が凍り、木が破裂する現象だそうだ。
当然その殆どが森林で発生する現象と思われるが、静かな山奥で『ミシ・ミシ・パッカ~ン』(自分の想像音)
と音がする様を自分の目で見たいと思うのだが、寒いのは御免。

 そんな冬型の天気だから関東地方は晴天と強い北風に見舞われている。
身支度を整え、練馬のガレージから車を出したのだが、こちらもト・ウ・レ・ツか?
エンジン下の地面に液体が・・・。オイルとクーラントが混ざっているような液体だ。
ここ数年冬場になると発生している。気温が下がり金属の収縮にパッキンの劣化が相まって
漏れているのだろう。あぁ~どうするか。暖機中にチェックしたが、クーラントは減っていないように見える。
よってこのままスタートする。目指すは八王子の滝山街道店。12:30に出発。

 新青梅街道をひたすら西へ。武蔵村山を通過中に畑の間から綺麗に富士山が見える。
都下の山々も近づいてきた。16号線に入り、横田基地の第二ゲート前から福生駅方面に右折。
多摩川を超え、滝山街道を一度通過し遠回りであるが、あきる野市に進路をとる。ここまで来たのだから
買い物を思いついた。キッコーゴの近藤醸造さんでお醤油を仕入れる。7号線から滝山街道に入り
街中を進む。左右の高台に大学の校舎や老人ホームが建っている。さらに進むと何と、お馬さん登場。
道を挟んで左右に馬が。脇の駐車場にもイタリアの馬のマークのお車が。乗馬倶楽部だ。
高級な趣味と納得して通過する。しばらく行くと黄色の看板が目に入って来た。滝山街道店だ。

 時刻は14:40。後から3台ほどお客様が入ってこられたので、店舗外観を撮影後、しばらく待機。
15:05いざ、店内へ。

 『いらっしゃませ~。』若い男性店員さんだ。Uの字カウンターの一番奥に陣取る。
お冷を運んで来たタイミングで即注文。メニューを指さしながら『豚キムチの鍋焼きを一つ。』
この注文に店員さん『こちらのメニューは追いチーズや追いメシのトッピングがお勧めですが。』と。
ナイスなお勧めだったが、追加の注文は致しませんでした。

 店内は古山田のまま綺麗に維持されている。落ち着ける雰囲気だ。メニューを待っていると背後に視線を感じ
振り向くと駐車場のお客様がこちらを見ている。あぁ~そうか。今日はパーカーだから
背中の案山子に気が付いたのだろう。そのお客様が入店されて、自分から二つ席を空けたカウンターに。
それと同時に豚キムチ鍋焼きうどんが運ばれてきた。

 今日は鍋焼きうどんにぴったりの寒い日なのだが、温まるを通り超し、良い汗をかきながら頂いていると
厨房奥の通用口から『お疲れ様です。』と言いながら、こちらも若い男性店員さんが入ってきた。
そのままレジに向かい、売り上げの確認作業を始めた。作業が落ち着くのを見計らってレジに進む。
傾いた陽が入り口からレジにそそいでいる。

 夕焼け小焼け。静かな時間が流れる滝山街道店であった。
 
 滝山街道店 東京都 八王子市 宮下町 
 来店日 2020年2月9日 案山子パーカー&キャップ 反応度= 店員さん × 駐車場お客様 ◎ 
 豚キムチ鍋焼きうどん ¥790    
 走行距離=121Km

滝山街道店。店舗全景。
滝山街道店。店舗全景。
店舗正面から。
店舗正面から。
駐車場側から。店舗の前後の向こうは雑木林。都下ならではの風景です。
駐車場側から。店舗の前後の向こうは雑木林。都下ならではの風景です。
厨房前。グラス棚のガラスに案山子マークが。古山田の証。
厨房前。グラス棚のガラスに案山子マークが。古山田の証。
店内レジ側から。
店内レジ側から。
店内奥側から。
店内奥側から。
豚キムチ鍋焼きうどんです。
豚キムチ鍋焼きうどんです。

  •  
  •  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください