お店探訪137 山口店

 年の初めのブログから早一か月。1月はカゴさん主催の恒例『ダウドン』新年会に出席した以外
出撃はなかったので、本稿がお店探訪初めとなる。昨年後半から続いていた月一の大問題発生も無く
12月、1月と平穏無事な日々が続いている。何事も無い、名もない毎日の有難さ。と言っても
問題は解決の方向に向かってはいるものの、完了はしていない。今期中(3月まで)にはケリをつけるつもり。

 そんな中、先月22日~24日に久しぶりに姫路の工場に出張した。一昨年の入院以来の事だから
約1年半ぶりだろう。レンタカーの店員さん。行きつけのレストランの店員さん。そして工場の面々。
今回の出張で自覚出来たのが『故郷』とは何かだった。自分は56年間練馬に住み続けている。
いつだったか出張の際に土産なんか仕込む姿を見て、『出張先があなたの故郷。』と家族に言われたのを思い出した。
そんな疑似里帰りにより、やっと自分をリセット出来たと言うべきか、初期値に戻ったと言うべきか。
元気をもらって帰ってこられたのである。そんな出張も今月末が最後。春には異動となる予定。定年前のラスト・ラン。

 さて、天気の良い土曜日。支度を済ませて家を出たのが13:30過ぎ。
今日は以前から気になっていた店舗、山口店にお邪魔する。山口店は西武池袋線の西所沢から
徒歩で行ける店舗。よって練馬駅へ歩いて行く。暖かい日差しの中、石神井川沿いに進む。
坂を上り切り練馬文化センターの手前まで来た時に目の前に飛翔体が。蝶だ。地面に着地すると
羽を広げたり畳んだりして日光で暖をとっている。名前は知らないが、雑木林でよく見かける種類だ。
越冬していたと思われるが、飛び回るのには少し早いと思うのだが。

 14:00前に練馬駅に到着。14:06の各駅停車飯能行きに乗り込む。
池袋線の桜台~石神井公園間が高架になって何年経つのだろうか。車窓の景色を眺めながら考えた。
目白通りは今は高架下になるが、当時は同じ地面だったはず。はずと書いているのは当時の
景色が思い出せないからだ。30分ほど電車に揺られ西所沢駅に到着。西武球場に行く時には
ここで乗り換えだが、駅を出るのは生まれて初めてだ。改札口は一つしかないので、反対方向の
山口店を目指し、踏切を渡る。長い下り坂が右に折れはじめ、コンビニが目に入るとその先に
看板が見えてきた。山口店だ。

 店舗敷地は三角形形状。例によって外観の撮影を終え、いざ、店内へ。

 時刻は14:50。駐車場に2台ほど先客様の車があったが、車内で休憩の様子。
よって店内は貸し切り状態だった。『いらっしゃいませ。空いてるお席にどうぞ。』と店員さんの
声を聞きつつ、店内を撮影。座敷席前のカウンター席に陣取った。注文を済ませて店内を見渡す。

 座敷席が健在で、カウンター席も新しいオレンジ色の椅子だった。食堂仕様の店舗になる前の
山田うどんの最終型店舗のようだ。明るい店内は、とても綺麗に維持されている。座敷席には
お子様用の椅子も完備。この店内風景は、やはり落ち着く。

 熱々の鍋焼きうどんと格闘後、汗が引くのを待ってレジに進む。ここで店員さんに質問をした。
『山口店さんはFCなのですか?直営なのですか?』店舗外観は食堂の看板になっているので
直営店で間違いはないだろう。ただ、木曜日定休日。営業時間9:00~17:00。はFCの様。
レジ対応してくれた店員さんが厨房に駆け込み、厨房からわざわざ店員さんが質問に答えに出てきてくれた。
『直営店でございます。』そして定休日と時短営業に関しては、人手との事だった。

 思えばコンビニだって人手不足で時短営業がニュースになっている昨今。これは現代日本の
全国的な問題で、山田うどん食堂も例外ではないと言うことだ。

名刺をお渡しし、ご挨拶の最後に店員さんから『もうすぐ営業も通常に出来る見込みです。』と頼もしい声が。

 春遠からじな山口店であった。 
 
 山口店 埼玉県 所沢市 山口 
 来店日 2020年2月1日 案山子トレーナー&キャップ 反応度=◎ 
 特製五目鍋焼きうどん ¥750    
 移動距離=46Km

暖冬の証?もう蝶々。
暖冬の証?もう蝶々。
西所沢駅。
西所沢駅。
山口店。三角形の土地の頂点側から。
山口店。三角形の土地の頂点側から。
店舗全景。
店舗全景。
入り口はバリアフリー。
入り口はバリアフリー。
営業時間。現在は9時~17時。
営業時間。現在は9時~17時。
店内入り口側から。
店内入り口側から。
店内奥側から。
店内奥側から。
入り口の横にもテーブル席あります。
入り口の横にもテーブル席あります。
座敷席。お子様椅子健在。
座敷席。お子様椅子健在。
特製五目鍋焼きうどんです。
特製五目鍋焼きうどんです。

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