多摩川にそそぐ、いくつかの河川の橋を超えると、丘陵が道筋に広がる。竹林や雑木林に混じって、住宅が立ち並ぶ。
昨日降った雪が、雑木林にちら、ちら残っている。ここは東京都下の町田市だ。駅周辺こそ、どこでもある駅前ではあるが、
少し離れると、沢山の自然が残っている。相模原駅方面に車を進め、坂道の中間にその店舗がある。町田図師店だ。
山田うどんの店舗の大きさを大中小に分けるのであれば、町田図師店は、小型店と言ってよい。メニューもベーシックで、
ラーメンとかパスタはない。店内は、とても綺麗だ。手作りのテイクアウト広告に、案山子愛を感じる。
時間も3時とあって、店員さんもフロアに1名、厨房1名体制だった。注文を終えて、しばらくすると、
『1名様ご来店です。』とフロアの店員さんが厨房に告げる。駐車場から店舗に向かうお客さんの様子を、
厨房の店員さんにも伝えているのだ。地味なようで、とても大事な意思の疎通だと思う。また、自分の経験上、
こういうやり取りがあるお店は、お店全体が明るく、店員さんもテキパキとこなしているお店が多い。
レジで精算を終えると、厨房から笑顔で『ありがとうございました』と声がかかる。ほらね!ご馳走様でした!
来店日 2015年2月7日 案山子トレーナー反応度=△
とり皮天うどん ¥480 ポテまるくん ¥120
走行距離 80km