池袋から湘南新宿ラインの高崎行きに乗る。途中籠原駅で電車が切り離され、それ以降の駅での
乗り降りは手動ドアだ。隣駅の深谷に到着し、ボタンを押してドアを開け降りた。
初めて来る深谷駅はレンガ調の駅舎が立派だ。なんでこんなに立派なのか。それは後で道すがら分かる事になる。
立派な駅前なのだが、人影がない。30℃越えの暑さのせいだろうか。17号線を目指し駅から北上。
10分も歩かないうちに深谷市役所が見えてきた。17号線だ。交差点を左にいくと間もなく『渋沢栄一生誕の地』と書かれた
大きな立て看板が目に入ってきた。駅舎が立派なのはそういう事か。あの渋沢栄一先生ご出身の地なのだ。
ここでは詳しく書かないが、明治時代日本で初めて国立銀行を創設し、現代日本の会社社会を構築された方だ。
山田うどんの先代会長も埼玉経済発展に貢献したことで、第六回渋沢栄一賞を受賞されている。
強い日差しの中、しばらく行くと案山子のマークが目に入ってきた。大沼店だ。店舗外観の撮影を終え、店内へ。
先客は無し。窓側の二人掛けのテーブルにつこうとすると、『窓側は日差しで暑いのでこちらへどうぞ。』と
4人掛けのテーブルに案内された。お冷を運んできて開口一番『案山子のTシャツですか?』とツッコミが。
例によって名刺をお渡しし、趣旨をお話しさせて頂いた。店内を撮影し、恒例のメニューチェック。
フル・グランドのみかと思ったら、昨年末の限定メニューがまだ残されている。座敷の壁には直営店では絶滅品種の
『アジフライあります』や『サバの味噌煮』の表示が。注文の品が出てくるまで、しばらくお話しを伺うと謎が解けた。
大沼店は常連のお客さんが殆どだそうだ。そんな中、常連さんの希望を叶えるために、常連さんが気に入っているメニューは
可能な限り出すのだそうだ。これぞFC店の真骨頂だろう。お話しを伺っている最中にお客様ご来店。
『いらっしゃい。あら、今日は素敵なの着てますね。』常連さんに間違い無し。
気さくなオーナーさんと常連さんの多い大沼店。アットホームな山田うどんをこれからも。
FC大沼店 埼玉県 深谷市 栄町
来店日 2016年5月22日 案山子Tシャツ反応度=◎
天ざるそば ¥390 ミニカレー丼 ¥220 移動距離=154km
お店探訪 次回予告
次回は埼玉県のFC妻沼店にお邪魔致します。