古い車に乗っている。自分が24歳の時に手に入れた車だ。今年の6月の車検で29歳だ。
24歳の青年は53歳のハゲおやじになった。車も同じで維持が大変になってきた。部品がないのだ。
7年位前に車を購入したディーラーから整備拒否をくらい、旧車専門のショップに整備をお願いするようになった。
そのショップがこの度、東京の武蔵村山から埼玉新座の西堀に移転した。最寄りの山田うどんは、あたご店だ。
車の修理がてらお店探訪に出発した。
笹目通りから川越街道の一本手前を曲がる。いつも所沢方面に行く時によく使う道だ。大泉学園9丁目西の交差点を左へ。
ここからは未知のコース。普段通っている近所なのだが、何があるんだろうと言うワクワク感があり、それがまたこのお店探訪
の楽しみの一つだ。桜は咲き始めたばかりだが、道端の神社では屋台が並び、お花見が始まっている。小さな川沿いに進んで
いき、桜並木を通る。満開ならさぞ綺麗なことだろう。関越自動車道が見えた。川を隔てて左側に佐川急便のデポがある。
そうか!関越自動車道の新座料金所から見える佐川急便のデポはここだったのだ。関越道沿いに進み、1kmほど行って
左折し関越道を超える。新座市児童センターの交差点を過ぎると、引っ越してきた旧車専門のショップに到着した。
1時間ほどで修理を済ませ、あたご店に向け出発。カーナビは1.4km先を示している。すぐそこだ。
左手に米軍の通信施設。右手に公園の道を進んで行くと、志木街道のT字路にあたる。
右折するとすぐ回転看板が目に入った。あたご店だ。
あたご店の右隣はゴルフ練習場の駐車場。あたご店の後ろに練習場が広がる。おそらくゴルフ場の地主さんとあたご店の
地主さんはいっしょなんだろうと思う。自分は練馬在住だが、自分が小さい頃の風景を思い出した。今は住宅地に変わってしまったが
昔はこんな風景が近所にあった。撮影をしながら気が付いた。あたご店の駐車場の左端にお地蔵さんがたっている。遠い昔から志木街道の往来を見てきたのだと思う。
外観の撮影を終え、店内へ。店舗は古山田で、お店は非常にコンパクトだ。今までお店探訪でお邪魔した店舗で、最もコンパクトな店舗は
所沢林店だったが、座席数を比較するとあたご店の方が少ない。よって、今のところコンパクト山田のトップは、あたご店となる。
メニューはグランドのみだ。今日の注文はすでに決まっている。今月いっぱいでメニューから姿を消す二品。とうふ玉子丼とアジフライだ。
二品が運ばれてきて、撮影をはじめたら店員さんがようやく黄色のトレーナーに気が付いた様子。食事を済ませてレジに進むと丁度お客さんが途切れた
ところだったので、厨房の方が出ていらして『その着てらっしゃるのはどうされたのですか?』と。フロアの方もレジ処理をしながら、興味津々の様子。
名刺をお渡しして、一通り説明させて頂き『これからも頑張って下さい』と店員のお二方を激励し、あたご店をあとにした。
あたご店 埼玉県 新座市 あたご
来店日 2016年3月26日 案山子トレーナー反応度=◎
とうふ玉子丼 ¥380 アジフライ ¥220 走行距離=33km